ノートの話。


昔から、ノートには拘りがある。

学生のころは、A4版B罫の大学ノートを使い倒してた。
A4版B罫大学ノートの使い方に関しては一家言ある。まず左3文字分くらいのところと、右から5文字分くらいのところに縦の線を全ページに入れるところから始まる。左欄には日付とか箇条書きの記号とかを書く。右欄にはちょっとした気づいたことなどを書く。中央欄は、もちろん、メインコンテンツ。この使い方で、中学生のころから、たぶん大学2年生くらいまでやってたと思う。

これはお勉強の話で、歌詞を書くときはいろいろ。
つかみかけた言葉の断片を、ただひたすら積み上げていくためのA4版B罫大学ノート。それから、断片を紡ぐためのルーズリーフ。紡いでは丸めてポイ、紡いでは丸めてポイ。こうして、一曲分の歌詞を書いてた。

パソコンはおろか、ワープロすら手元にない、そんなアナログな時代。

その後しばらく、パソコンが手放せない状態が続く。
SimpleText、TeX with mi、Stickies、Evernote・・・。「IT革命」「ユビキタス時代」「クラウド化」なんて世の中に、意識せずに、自然に流れてた。

アナログ回帰。

今年になって、また紙とペンを使うようにしている。
なんてことのない、ミスプリントの裏紙と、100円のボールペン。事務的なことを書いても、電話中のちょっとしたメモを書いても、なんとなくクリエイティブ。

というわけで、現在いろんなノートを物色中。ちょっと前からかなり気になっているのが、Moleskineのノート。Moleskine公式ショップが有楽町ロフトにオープンしたそうです。(文具好き垂涎の品揃え!!モレスキンの公式ショップがオープン – 東京都)。

いろんな使い方ができるみたいで、ワクワクする。
Moleskineのノートに、どんなペンを使って、どんな世界を創っていこう。

という、たまには音楽の関係ない話でした。