150209 (mon) ラテン音楽愛好会!@喫茶スマイル

横浜のサンバ小集団、mocidade vagabundaの音楽監督(メストリ・ダ・バテリア)のメストリ・スエとのユニット「LUZ(ルース)」で久しぶりにライブやります。

まぁ、おれ自身が活動休止してたから何をやっても久しぶりなんだけど。

日時:2015年2月9日(月)19:00オープン / 19:30スタート
料金:1500円+1ドリンク
出演:くくのち、LUZ、トーキョーヤマナミオーケストラ
場所:渋谷・喫茶スマイル(http://udagawasmile.com/

トーキョーヤマナミオーケストラはたぶん良く知ったメンツの揃ったショーロバンドかと思われます。

週頭のど平日ですが、よろしくどうぞ。

おれ的ブラジル名盤

学生時代の出身サークルで、有志で「私の名盤」みたいな小冊子を数年に一度つくってるんだけど、2013年度版用に書いたやつがなかなか会心の出来なので再掲。2013年度版ということで、最新情報ではないのでご注意を。

100ª Apresentação / João Bosco

大学入学してすぐ、新歓の時期に先輩に最初に教えてもらったのがジョアン・ボスコ。この弾き語りアルバムの一曲目・ナサォンを聴いたときの衝撃はいまでも忘れない。ギターと声だけで紡ぐグルーヴ。こんな世界が、ブラジル音楽にはあるんだなって、どっぷりとハマるきっかけになった一枚。このジョアン・ボスコの弾き語るナサォン、いまだにイントロしか弾けないけど、いつか必ず。

Na Pressão / Lenine

スザーノとの共作「Olho De Peixe」も、初ソロ「Dia Em Que Faremos Contato」も本当に好きなんだけど、想い入れという点で、学生時代にリアルタイムにリリースされた「Na Pressão」に軍配。唯一無二のギターのプレイスタイル。デジタルとアナログの絶妙なバランス。静と動のダイナミクス。作り込みが半端ない。リリースから10年以上経って21世紀になった今、確信をもって言う。このアルバムは最先端のロックだ。

Astronauta Tupy / Pedro Luis e a Parade

学生時代のおれは、あまりサンバが好きじゃなくて、サンバじゃないけどブラジルっぽい新しい何かを探してた。そんなときに出会ったのがこのアルバム。想像の域を出ないけど、この頃のペドロ・ルイスも、新しい何かを探すのに必死だったんじゃないかな。サンバの楽器を使ってロックをやる。いまとなっては普通だけど、そのアイデアの先駆けのひとつであることは間違いない。ペドロ・ルイスのいなたい感じが結構ツボ。

Raio X / Fernanda Abreu

オッサンのノスタルジーかもしれないけど、90年代のブラジル音楽はおもしろかった。そんな、90年代のブラジル音楽のエッセンスが凝縮されてるのがこの一枚。リオ、バイーア、ペルナンブーコ、ノルデスチ。広大なブラジルのさまざまな地方の伝統的な音楽が再解釈されて、新しい「ブラジル音楽」が誕生していた。なんて、ウンチク臭くなっちゃったけど、難しいことを抜きにして、ほんとこのアルバムは良く聴いたわ。

Moro no Brasil / farofa carioca

いま言ってしまえば普通のファンクバンドなんだけど、カッティングをカヴァキーニョでやってるってだけで、やたら耳馴染みが新しい印象だった。ノタミウのサウンドの原点のひとつ。セウ・ジョルジばっかり取り沙汰されるけど、おれはぶっちぎりでガブリエル・モウラ派。セウ・ジョルジもガブリエル・モウラもバンドからいなくなっちゃったけど、新しいフロントマンを立てて今でも活動してるらしい。

Swing&Samba-Rock / Clube do Balanço

「愛なんて後でいいから平和と米をくれ」って歌詞が妙にツボに入って、いっとき良く聴いてたし、おれのバンドでもライブでカバーしたりしてる。「スウィンギ&サンバ・ホッキ」ってタイトルの通り、前編通して踊りまくれる。古き良きアメリカ文化の影響を受けた、黒いブラジル音楽って感じなのかな。ほどよく力が抜けてるんだけど、エッヂが効いてる。こういうのが、ヨコハマとリオが共通して持つ、港町の雰囲気なんだ。

África Brasil / Jorge Ben

直接的にも間接的にも、おれが一番音楽的に影響を受けているブラジル人アーティスト。はじめてこのアルバムを聴いたときは、何が起きてるんだかよくわかんなくて、激しいんだか緩いんだかわかんなくて、サウンドのバランスも無茶苦茶で、でも、タジマハーーー、とか、ンバラマンーマー、とか、やたらキャッチーで、気づいたら虜になってた。最近テレキャスをゲットして、おれもジョルジ・ベンの領域にまた一歩近づいた。

Pisando de Leve / João Sabiá

たいていおれの好きなミュージシャンはティアドロップのサングラスをかけてる。そんな理由でジャケ買いしたんだけど、おれ的大ヒット。曲の雰囲気とかアレンジとかちょっと高めのクリーンな歌声とか、、ジャケのクドさから想像できないくらい洗練された都会的な印象。ロックはしゃがれ声だろ、って勝手なイメージを持ってて、変な歌いグセがついちゃってたんだけど、ジョアン・サビアーのおかげで考えが改まった。

eletrificação / a bossa elétrica

おれのブラジル音楽への興味の原点は、クラブ・ジャズ。ブラン・ニュー・ヘヴィーズとか、コーデュロイとか、いわゆるアシッド・ジャズと呼ばれる踊れるジャズに傾倒してた時期があったんだけど、その文脈で聴いてたヨーロッパ経由のブラジリアンが原風景。このアルバムは後追いなんだけど、これぞおれがあの頃に求めてたサウンド。こういうバンドがやりたいんとずっと思ってるんだけど、おれがバンドを組むとどうしてもこうはならない。

おわりに

泣く泣く候補から漏れた名盤たちも数多くあるので、機会があったら、というか、興が乗ったら改めて。

愛用してきたギターの話。

10歳のときに観たフジテレビ系の「パラダイスGOGO!」内の「勝ち抜きフォーク合戦」というミニコーナーに出てた真心ブラザーズを影響を受けて、親父の実家の物置に放置してあったフォークギターを引っ張り出してきて見よう見まねでギターを弾き始めてから26年。これまでいろんなギターを弾いてきた。昨年末の大掃除で、かける機械も機会もなくて段ボールに突っ込んだままロフトに放り込んであった大量のVHSをデジタル変換したので、映像を観ながらおれの愛用してきたギターたちの一部を紹介していきます。

Fender Japan STRATOCASTER

はじめて所有した、本格的なエレキギター。高校1年生のとき、当時まだ宇都宮駅の西口にあった上野楽器宇都宮GELM店で、曾祖母から入学祝いに買ってもらった。高校に入って最初に組んだバンドはユニコーンとビートルズのコピーバンドで、おれの担当はドラムだった。それで、ギターがどうしても弾きたくて、そのバンドとは別のバンドを結成することにしたんだ。これが、Whoop-de-doというバンド。当時の宇都宮の高校生にしてはめずらしく、ほとんどオリジナルの楽曲をつくってた。

動画は1996年。YAMAHA主催のTeens’ Music Festival ‘96の宇都宮大会で最優秀賞を受賞したときの様子。男子校に通うさえない童貞の高校生が一生懸命やってる。たぶん爆風スランプとかすかんちとか筋肉少女帯とかの、童貞くさい邦楽ロックの影響を受けてると思う。東京セミブロック大会に進出。セミブロック大会は審査委員特別賞を受賞したものの次の関東ブロック大会には進めず。

Rickenbacker Model 330

大学に入って、スウェーデンのポップスとかブラジルのサンバとかを聴き始めて、いわゆる渋谷系と呼ばれるネオアコ的なサウンドが全体的に流行っていて、そんなこんなでGibson ES 335が欲しくて物色してたんだけど、なかなか良い物件に出会えず。そんなとき、バイトしてた新高円寺の焼き鳥屋さんの先輩から、リッケンバッカーを安く譲ってもらえるという話になって、セミアコだし、ロックだし、と思って即決。

動画は1997年。東高円寺のライブハウスでのライブの模様。ちなみに非童貞。だけど彼女はまだいない、という状態。だったと思う。この「ロマンチック刹那」という曲とリッケンバッカーで、Teens’ Music Festival ‘97の宇都宮大会最優秀賞、東京セミブロック大会最優秀賞、関東甲信越ブロック大会で最優秀賞&東京都知事賞を受賞し、全国大会に進出。想い出の詰まった一本だったんだけど、10年くらい前に後輩に譲っちゃった。

Stafford OMC-1200

前述したTMF ‘97の関東甲信越ブロック大会のときにゲストとしてまだ売れる前の山崎まさよしが出演してて、ちらっと2F席の後ろのほうから眺めただけなんだけど、そのときに演奏してた「セロリ」の印象が強すぎて、アコギ弾きたい病が発症。すぐに西武新宿駅の駅ビルに入ってる楽器屋にいって、いろいろ弾いたんだけど、ほぼ即決に近い形でこのStaffordのOMC-1200を選んだ。スチール弦で、ピエゾとマグネットの両方のピックアップがついてて手元でミックスできるタイプのやつ。あとで調べたら、スピッツの草野マサムネと同じモデルだった。

映像は1999年のバレンタイン。栃木会館小ホールにて。当時つきあってた彼女からライブ前にチョコレートをもらってたんだけど、東京に戻ってくる最中の電車の中で楽屋に忘れてきたことに気がついて、電車のなかで彼女に泣き怒りされたという切なサウダーヂなエピソードも。ほんとごめんなさい。ちなみにタイトルの「奥から二番目」は、当時所属してた大学のサークルの部室の場所。

Epiphone Mandobird IV

Whoop解散の20歳から、「紀尾井バグンサ」というパゴーヂバンドを経て、mocidade vagabunda結成の26歳まであれやこれやがありまして、ときは21世紀。バグンサではデル・ベッキオのリゾネーター付きのカヴァキーニョに浮気しながらもメインはアントニオ・タバレス。バグンサ脱退後の2007年にブラジルに行って、帰ってきて、mv結成。mvでは最初はタバレスを使ってたんだけど、バンドの規模とライブハウスのサイズが合ってなくてハウリングがひどく、ソリッドタイプを探すことに。デル・ベッキオはシングル・コイルだからそれでもよかったんだけど、知人がマンドバードを貸してくれるっていうので、そのまま借りっぱなし。すでにマンドバードはほとんどおれのアイコンと化しているけど。

映像は2011年2月11日に今はなき麻布十番WAREHOUSE702にて行われた「J-WAVE<NIPPON EXPRESS SAUDE! SAUDADE…> CARNAVAL2011」の模様。「タンデム・ビート」はカワサキのW800というバイクのプロモーションムービーのために書き下ろした。この「キャベツを田舎から東京にバイクで運ぶ」という、要約するとなんてことないショートムービーはこちらで観ることができます。曲はエンディングで使われてるよ。おれもワンシーン、後ろ姿だけエキストラ出演してます。あと、バハカォンのシーンも。探してみてね。

Epiphone Firebird

ある日突然エレキギターにディストーションをかけてぐわーんっ!ってやりたくなって、やりたくなっちゃったらエレキギター欲しい病がとまらなくなっちゃった。ノタミウのメインカヴァキーニョとして使ってたMandobirdと、せっかくだから同じメーカーの同じ形の同じ色のギターが欲しかったんだけどなかなかみつからなくて、オークションでやっと手に入れたやつ。MandobirdからFirebirdへの持ち替えのタイミングで「大きくなっちゃった」って言いたかっただけ。オークションで手に入れて、家に送られてきて、そのままひとりでスタジオに入って、その場であっという間につくったのがSamba will never die。みなさんご承知のとおり、Rock and Roll Deadへのアンサーソングです。

映像は、2012年のmv結成5周年ライブ、通称mv5。横浜・関内B.B.Streetにて。この日、ライブハウスの動員記録は作れなかったんだけど、ドリンクの販売記録を樹立したとの知らせが。あまりの飲みっぷりで、記録には残っているけれども、記憶が微塵も残ってない一日。

Fender Telecaster

ライブ前日、Firebirdのペグが壊れて、ドとレとミとファとソとラとシの音が出なくなってオーパッキャマラドな状態になってしまい、クアトロでのライブ当日の朝、急遽クアトロの向かいの楽器屋で購入したテレキャス。本当は、一念発起してGibsonのFirebirdをゲットしようと思ってたんだけど、店内を3周して、そのたびにこのテレキャスと目が合うんだ。これ、買え、ってことでしょ。それで、Gibsonではなくてテレキャスに決断。楽屋で弦を張り替えて、まだ慣れてないはずのテレキャスだったんだけど、身体にも手にも不思議と馴染んでた。こういうのがご縁っていうのかな。

映像はちょうどその一年後、2014年2月11日に渋谷クラブクアトロで行われた「J-WAVE<NIPPON EXPRESS SAUDE! SAUDADE…> CARNAVAL2014」の模様。ノタミウ休止前最後のライブ。はやく復帰ライブやりたいな。

YAMAHA CGX171CCA

いまメインで使ってるヤマハのエレガット。ずっとカヴァキーニョばっかり弾いてたからギターのブランクが長くて、この楽器を入手する前に、ピックアップのついていないガットギターを中古で1万円で買ってきて練習してたんだけど、いよいよ人前に出るぞ、というタイミングで購入。さすが世界のヤマハ、生音のバランスも良く、ピエゾピックアップとコンデンサーマイクの両方を内蔵してるから、スピーカーを通しても生っぽいサウンドが作れるようになってる。弦高が少し高めだったので、ブリッジを削って調整したらさらに弾きやすくなった。

映像は、前述した記憶には残っていないけど記録に残っているmv5のときの模様。

おわりに

長文にお付き合いありがとうございます。ライブのときに、このエントリー全部読んだよ、って声をかけてくれたらドリンク1杯おごります。

謹賀新年2015

あけましておめでとうございます。

さて、病気療養のため本格的な音楽活動を休止していた旧年ですが、本年はやります。歌い始めはやっぱりバハカォンで。

150123flyer

■ DATE: 2015/1/23 (金)
■ LOCATION: 関内バハカォン(TEL: 045-663-2214)
■ CHARGE: FREE!! (投銭)
■ OPEN: 18:00
■ LIVE: 20:00〜、20:45〜、21:30〜

2013年末にバハカォンで弾き語りをして以来、弾き語り自体がほぼ一年ぶり。完治には至っていなんだけど、寛解ということで。ぼちぼち自分のペースで活動していきます。お誘い合わせの上、ぜひ遊びに来てください。

それでは本年もどうぞよろしくお願いします。