カヴァキーニョ奏者を名乗っている。
カヴァキーニョっていうのは、知ってる人は読み飛ばして欲しいんだけど、4弦の楽器で、ウクレレをちょっと尖らせたような音がする楽器。楽器について語らせたらそれだけでながーい記事になっちゃうからまた機会を改めるとして、何年か前に、どうしてもって頼まれて、カヴァキーニョの弾き語りでソロライブっていうのを何回か続けてやらせてもらったことがあった。想像できる人は想像できると思うんだけど、カヴァキーニョ一本じゃアンサンブルが成立しない。
こういう機会がこれから増えるならっていうんで、一念発起して、中古のアコースティックギターを3万円で買ってきて、はじめてギターに触る中学生みたいにしばらくコソコソとひとり家に篭って練習してた。何年か経って、ちょこちょこ人前でアコースティックギターを弾くようになってきたら、こんどはエレキギターも弾きたくなっちゃって、これも今年の正月に3万円の中古品をゲット。これも家で弾けば弾くほど楽しくなっちゃって、もっぱら家ではギターばっかり弾いてる。
んで、我らがノタミウ。
おれがセンターでカヴァキーニョを弾きながら歌う、っていうのがひとつのスタイルとしてしばらく続けてたんだけど、ギターが弾けるようになって表現の幅がぐんと拡がった。なのでライブのたびにカヴァキーニョと、アコースティックギターと、エレキギターの3本を持ち歩いてる。
カヴァキーニョは、さすがに長いこと弾いてるので、現場のセッティングはOpa!っていう間に終わらせることができるんだけど、なかなか気に入ったギターの音が作れない。というよりも、たぶんまだ自分が出したい音っていうのが明確に定まってない。
そんなこんなで、最近はSAMBAを聴くのを少し休憩して、ギターモノを聴いてる。Wes Montgomeryとか、Grant Greenとか、Lenny Kravitzとか、Theatre Brookとか、押尾コータローとか、Nosso Trioとか、Baden Powellとか。ギターモノを、それこそ無節操に聴いている。本当にギターという楽器は奥が深い。無限の可能性を感じる。なんてったって、ベース音を弾きながらコードも鳴らせる!!
というわけで、ギターモノで何かオススメがあったら教えてください。