イカ天とたまと石川浩司


小学生のころ、土曜日にスイミングスクールに通っていた。その晩、水泳で疲れながらも、眠い目をこすりながら、テレビ東京でやっていた「タモリの音楽は世界だ」と「三宅裕司のいかすバンド天国」を見るのが土曜日の楽しみだった。

それで、初出場のときに「らんちう」でいか天に出演した「たま」は当時小学生だったおれにはすごく衝撃的だった。以下、Wikipediaの「たま」の項から引用。

キャッチフレーズの“かなしい気持ちはとっても不安定”をそのまま体現するかのような楽曲「らんちう」や、都会風の派手な若者の集団という世間一般における「バンド」の概念からかけ離れた、一昔前の地方の青年を彷彿とさせる容姿で、視聴者に大きなインパクトを与えた。

ちょうどそのころ、学校で、好きな人とグループを組んで、好きな曲を合奏する、という授業参観に向けた音楽の授業の準備をしていた。ぼくは仲の良い友だちを集めて、たまっていうバンドがあってな、っていうところから始まり、「さよなら人類」を耳コピーして譜面を作り、楽器を触ったこともないような連中にイチから楽器を教え、見事に授業参観を終えたのだ。思い返すと、おれの最初のバンドはこのたまのコピーバンドだ。

それぞれのメンバーの個性の強い「たま」だが、その中でもインパクト大なのが、パーカッションの石川さんだ。裸の大将よろしくタンクトップ姿で、どこかで拾ってきたようなたらいとかバケツとかを叩く姿は一際異彩を放っていた。

そんな石川さんとのセッションイベントに出演します。当日まったくどうなるか予測不能だけど、楽しみ。

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■ DATE: 2012.11.03 (sat, holiday) 17:00 open / 17:30 start
■ LOCATION: 下北沢BREATH
■ CHARGE: 3,000yen +order (door) / 2,500yen +order (reserve)
■ MUSICIANS: 石川浩司、フレネシ+INN JAPAN、camaci、ジャミーメロー、TRUBASS+直江実樹、たまセッションズ


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